スーパーカブで九州上陸!2日目――桜島が見えない桜島観光
- 5月26日
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スーパーカブで九州上陸!2日目――桜島が見えない桜島観光
はい、皆さんこんにちは。日本語教員のNadani Yukoです。よろしくお願いします。今回は九州上陸2日目、桜島が見えない桜島観光をお送りします。2日目もあいにくの雨のスタートとなりました。それでは皆さん、鹿児島観光の様子をご覧ください。
九州上陸の2日目。4月15日の水曜日。この日のルートは、朝8時頃に鹿屋市のホテルルート9 ザ・ヤード鹿屋を出発し、赤水展望広場、そして次に桜島港フェリーで対岸の鹿児島港へ渡り、そして霧島神宮、友達の家に訪問した後、宿泊地の都城グリーンホテルまで、全走行距離約135kmでした。
鹿屋を出発してすぐ雨が降り出し、カッパを着ての走行となりました。最初の目的地、赤水展望広場に無事に到着したところです。ここに着く頃には雨は止んでいました。ガイドブックに載っていた通りの、長渕剛さんの石像が目の前に現れた時はちょっとうわーっとびっくりして笑いそうになりました。観光客もほとんどいませんでした。まあ、それはね、良かったんですが、やっぱりどんよりと曇った空で、せっかく海の近くなのになんだかなって感じでした。とりあえず展望広場から見た景色をぐるっとご覧ください。
赤水展望広場は鹿児島県桜島にある絶景スポットであり、2004年に開催された歌手・長渕剛さんの伝説的なオールナイトコンサートの会場跡地として知られています。見所は「叫びの肖像」で、これは長渕剛さんをモデルに約50tの桜島溶岩を使って制作された高さ3.4mのモニュメントです。魂の叫びを表現した大迫力の姿は全国のファンの聖地となっているそうです。錦江湾を挟んで鹿児島市街を一望でき、島の荒々しい溶岩景観も楽しめる風光明媚な広場ということなんですが、お天気に恵まれてこそといったところでしょうか。この日は雨だったので誰もいませんでした。最後に猫さんが2匹、私たちを迎えてくれました。
展望台にはこんな看板もありました。真ん中のところですね。「最寄りの退避壕200m」と書いてあるんですけれども、まあこれは桜島ならではのものだなと思いました。退避壕まで200mって書いてあるんですけど、私にはね、結構遠いなと感じました。全力で走ろうと思っても多分私はもうほとんど走れないので、急に灰とか石とかが降ってきても逃げきれないなって思ったんですね。まあこの日は本当に静かな桜島でしたね。桜島が見えないのはとっても残念だったんですけど、安全で良かったです。この後ここから2.8km先の桜島フェリー乗り場へと向かいました。
はい、桜島フェリー乗り場に到着です。私たちが乗船したのは「桜島丸」、別名サクラエンジェルという船です。バイクは私たちの2台だけで、自動車より先に乗船させてもらえました。乗船する時のランプウェー、車両が自走してフェリーに乗り込むためのスロープを渡る時なんですけど、私なぜかいつもドキドキするんですよね。ここでスリップしてこけたらどうしようとか思っちゃうんですよね。この写真の手前の方がスロープで、ここから乗って、1番奥の方まで行ってバイクを駐車しました。
時間は20分だけなんですけど、その乗船中に立ち食いうどんを食べるのが、連れの最大の目的だったんですよ。なので急いで3階に上がりました。で、私は4階まで上がって船からの景色を見てビデオで撮ることにしました。桜島港を出航して、途中錦江湾で第2桜島丸、別名サクラフェアリーっていう船とすれ違うところまでをビデオでご覧いただけると思います。
波もなく穏やかな錦江湾を滑るように進んでいっている様子が分かると思います。今見えているのは桜島側の鹿児島市桜島横山町の辺りですね。錦江湾の景色を見ていたら、まあ、あっという間に対岸の鹿児島港に到着するんですけれども、鹿児島の市街地がよく見えていますよね。桜島側と鹿児島港側でなんか全然風景が違います。たくさん建物が建っていて、人がたくさんいそうですよね。あ、見えてきましたね。今見えてきた船が第2桜島丸です。結構スピード出てますよね。乗っているとあんまり分からないんですけど、どんどんお互いに近づいていっているのが分かります。風は結構強いので、髪の毛がもううわーってもう乱れてしまうぐらい、甲板の上では風を受けていました。海鳥が海面スレスレに飛んでいたりして、そういう風景なんかも楽しみながら、たった20分間の乗船ですけれども、楽しみました。
もうすぐ鹿児島港に到着するんですけれども、私たちが1番に乗ったっていうことは、降りる時また1番に降りることになるんですね。なので鹿児島港に着く前に、急いで車両甲板の方に降りまして、バイクのところまで行って、ヘルメットをかぶったり上着を着たり用意をしました。結構焦りました。でも着岸後、下船が始まるまで少し待つ時間もあったので、間に合ったのは間に合ったんですけれども、観光客が乗っているというよりかはもう鹿児島市内で生活している人たちが乗ってるっていう感じで、もたもたしてる人がいないんですね。皆さんキビキビ動いてらっしゃるって感じだったので、遅れを取らないようにしようと思って一生懸命でした。そして無事に対岸に到着いたしましたので、鹿児島市に再上陸しました。
こちらは船上から見たこの日の桜島です。桜島本体は見えていないですよね。すそ野の方しか見せてくれなかったんです。でも普段ガイドブックやネットで見る桜島とは全く違う姿で、それはそれで良かったかなって思っているんです。まあ、桜島を拝めなかった自分を慰めているという感じになるかとは思うんですけれども。
鹿児島市街に入って最初の訪問地は、国指定名勝の仙厳園です。入場料は1人1,600円。バイクの駐車は1台100円だったと思います。仙厳園は鹿児島県鹿児島市にある薩摩藩主・島津家のかつての別邸です。雄大な桜島や錦江湾の景観をここから楽しむことができる、世界文化遺産に登録されているところです。私は食べていないんですけど、「両棒餅(ぢゃんぼもち)」などを楽しめる人気の観光スポットでもあるそうです。万治元年、1658年に築かれた約1万5,000坪の広大な庭園が見所で、私たちもツツジ、花菖蒲、それから散り始めた桜など色々な花が咲く庭を散策することができました。
庭園から山の方をこう振り返ると切り立った岩肌が見えて、そこに3文字の文字が刻まれていました。これは「千尋巌(せんじんがん)」と読むそうです。薩摩藩27代・島津斉興(しまづなりおき)が、失業者救済の公共事業として3ヶ月の日数と人員のべ3,900人を要して彫らせたものだそうです。すごいですね、本当に。
鹿児島といえば鹿児島黒豚が真っ先に浮かび、私はここ仙厳園内にある御膳所・桜華亭にお邪魔しまして、「黒豚重ねカツ御膳」2,400円を注文しました。他にも心そそられるメニューはたくさんあったんですけれども、ここは豚さん一択でということでこちらをいただきました。11時開店を待って3組目で店内へ案内されました。桜島と庭園が望める窓際のカウンター席に通してもらいました。本当に景色が良かったです。でもね、相変わらず桜島はね、恥ずかしがって雲から出てきてくれなかったんですよね。食事をしている間にすっかり雨も止んで晴れ間が見え始めたのは良かったなと思います。ここでハワイから観光で来られていた年配の女性とお友達にもなりました。連絡先もちゃんと交換し合ったんですよ。
お腹もいっぱいになったので、いよいよ薩摩家の別邸の由緒正しいお庭の散策へ。歩いていきますとね、石の猫さんを発見しました。猫神社、「ねこじんじゃ」とは読まず「ねこがみしゃ」と読むそうなんですが、そういうのがあるということなのでそちらへ行ってみることにしました。木の鳥居をくぐると右の方に石碑がありました。そこに書いてあったのがこちらの歌なんですけれども、
「春なれや 三光鳥も啼き渡る せせらぎ清よき 磯のうらやま」(島津忠秀)
と書いてありました。その時は読めなくて帰ってから調べたんですけれども、春の訪れと景色の良さを称えた歌だそうです。三光鳥という鳥の写真も載せておきますが、私は見ていません。Wikipediaからちょっと拝借いたしました。
ちょこんと座った石の猫さんに迎えられて、先を見るとまた猫さん、次々に現れる猫さんの石像にいざなわれて、猫神社へと自然と到着できました。猫神社は戦国時代、17代・島津義弘(しまづよしひろ)が戦場に連れて行った7匹の猫のうち帰国した2匹を猫神様としてお祀りされているそうです。島津義弘が猫を戦場に連れて行ったのは、猫の瞳の変化で時間を知るためという話が伝わっているとのことですね。当時は当然今のような時計もスマホもありませんからね。時間を測るっていうのは大変ですよね。猫の目で時間が分かるっていうのは私知らなかったので、今回勉強になりました。猫の目をじっと見るチャンスはなかなかないかと思いますけれども、友達のとこにもし猫がいたら、見てみたいと思います。
猫神社のすぐ近くには土産どころ「紙ふうせん」という小さなお土産屋さんがありました。店内には所せましと猫さんグッズや仙厳園のお土産が置かれていましたが、私の1番印象に残ったのはこの店の前です。なぜか優雅にヨガのポーズをしている猫、猫の3姉妹がいたんです。面白いですよね。でなぜか金魚鉢、その前に金魚鉢が置かれてて、お賽銭が入ってるし。不思議な空間でした。楽しめました。
そして仙厳園を出発してバイクでしばらく行くと、木に囲まれた道を走っていくととても大きな朱塗りの鳥居が目の前に現れ私たちを迎えてくれました。朱塗りというのはこの鳥居の赤い色ね。これを朱って言うんですね。ここが国宝・霧島神宮です。
鹿児島県霧島市にある霧島神宮は、天孫降臨神話(てんそんこうりんしんわ)の主人公「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」を祀る格式高い神社と書かれています。6世紀に創建されたそうです。火山の噴火による焼失を経て、焼失というのは焼けてなくなったということですね、1715年に再建された朱塗りの美しい社殿、本殿・幣殿・拝殿は国の国宝に指定されているということです。
本当にここに着いた時に「うわ、立派な赤い鳥居だな」と思いました。奥に続く森も深くて、パワースポットだなと思いました。
国宝・霧島神宮の本殿・幣殿・拝殿について書かれた案内板がありました。こちら色々書いてありますので、ズームアップして読んでいただけたらと思います。私、勉強不足で本殿・幣殿・拝殿って何だろうって分からなかったんですよね。なので調べました。
本殿は神様が鎮座する最も神聖な建物。通常は一般の参拝はできない。
幣殿は神様にお供え物をしたり祝詞(のりと)を奏上するための建物。本殿と拝殿の間に建てられている。
拝殿は参拝者が神様を拝むための建物。お賽銭箱があり、通常ここで参拝や祈祷を行う。
ということでした。ですので私たちもここに来られたことを感謝してお参りさせていただきました。境内にある御神木はめちゃくちゃ大きくて、やっぱり「ああ、ここには間違いなく神様が宿っておられる」と感じました。私の個人的な感じで皆さんがどう思われるかちょっと分からないですけど、なんか本当に神聖な場所だなっていう感じを受けたんですね。近くに立ってる人たちと比べてもこの御神木の大きさがどれだけかっていうのが分かるんじゃないかなと思います。木の高さは38.2m、幹の周りが6.8m、そして樹齢800年になるそうです。霧島神宮に来て良かったなって本当に思いました。こんな素敵な神宮に来れて本当に感謝です。ありがとうございます。
この後ですね、この近くに住む友人を訪れて、小1時間ほどお茶をいただきながらおしゃべりを楽しみました。そして、この日の宿泊地である宮崎県都城市にある都城グリーンホテルへと向かいました。
霧島神宮から約30km、45分ほどで都城グリーンホテルに到着しました。途中の道も木々の間を抜けるような道でとても気持ちよかったです。友人のお薦めの道路でした。ホテルのスタッフの方たちは親切で丁寧で、部屋も広くて清潔でとても良かったです。本当に。大浴場もあって、1日バイクで走って疲れていたので、まずはお風呂に入ろうということで大浴場の方に行きました。まだ5時半ぐらいだったと思うんですね。まだ時間が早かったせいか利用客も少なくて、1人出ていってはまた1人入るぐらいの感じでゆったりのんびりお風呂を楽しめました。私が入ってる時は私しかいなかったです。大きな浴槽で手足をこう伸ばすと、その日の疲れがふわーっと体から出ていく感じがしてね、もう本当に気持ちよかったです。
お風呂の後は夕食です。夕食はホテルから1分、ホテルのほぼ斜め前にある系列店の「やきとり居酒屋サカエ」というところへ行きました。ここはホテルのルームキー(カードキー)を提示するとドリンク1杯のサービスが受けられました。宮崎名物の鶏南蛮や焼き鳥を注文しました。どれも美味しくて大満足でした。店の写真も料理の写真も撮り忘れております。もう疲れていましたし、お腹も空いていたので、食べるのに一生懸命でした。すいません。
こんな感じで私の九州上陸第2日目も無事に終了しました。九州上陸2日目もあいにくの雨のスタートでしたが、お昼頃にはその雨もやんで、気持ちよくバイク旅を続けられました。桜島はすっぽりと雲に隠れて見られませんでしたが、灰が降ってくるよりはいいんだろうなと思いました。今回霧島で日本語の先生仲間のお宅訪問も果たしましたし、仙厳園ではハワイのおばあちゃんとお友達になったりと、出会いを楽しむこともできました。次は宮崎県を北上していきます。次回をお楽しみに。
撮影:Yuko Nadani / 動画作成:GCJ日本語教室さくらJapan BGM:タカオマサアキさん・アラキパカさんの曲を使用 / イラスト:Jinjoさん・いらすとや 皆さんご協力ありがとうございました。
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